こんにちは、珠子(@furatamako)です。
・・・昔の人も多くの苦悩があったのですね。
心が折れているとき、友人が「禅語」の本を贈ってくれました。
もらった「禅語」の本に書かれてあることは、読みやすく分かりやすいものでした。
まったくの無宗教ですが、私の状況と置き換えることができてスーッと心が落ち着いたことを覚えています。
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心が救われる【禅語】18選
友人が贈ってくれた書籍は、「ほっとする禅語70」です。
過敏性腸症候群で不安が募り、心も折れ、外出もままならなかった私が、その本の中から心が救われた「禅語」を紹介します。
今でも「事あるごとに」この本を読むのですが、毎回救われるので不思議です。
禅とは
まず禅について軽く触れたいと思います。
6世紀ごろインドから中国へ、そして日本へ伝わったとされる禅語。
現代でも(故)スティーブ・ジョブスなど多くの著名人にも影響を与えています。
その教えは、
ありのままの自分に戻り、「今」の何気ない生活、「今」の自分を大切にするということである。
あの有名な 「 大本山 永平寺」では、以下のように説いています。
禅とは
物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心のはたらきを調えることを指します。そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。【 引用元 】大本山 永平寺 ホームページより
そうです。
考えることなどあまりなかった日常、息をすること、食べることなど、すべてのことに意味があるのです。
禅語とは
「禅の教えを短い言葉で表現しているもの」
心や体が弱っているときほど、禅語は心に残りやすいものです。
言葉や文章で表現することの大切さを痛感しますが、忘れないほうがよいと思うことがあります。
それは、言葉だけには捕らわれず自分の感性も大事することです。
禅語18選
♦ 心が弱っているときに
1.あるべきよう:あなたはあなたのままがいい。
2.行雲流水:雲や水のように、自由に。執着しないで、自然の成り行きに任せ行動すること。
3.月は晴天に在り 水は瓶に在り:本来のありのままの自然の姿を忘れずに。
4.日々是好日:良し悪しを捨てて、どんな日でも「ありのまま」に生きること。そうすることですべてが良い日になる。感謝できる。
♦ 寂しいと感じたときに
5.把手共行:共に歩む。たとえ一人だと思っていても「二人同行」弘法大師様と歩んでいる。
♦ 少し元気になったときに
6.壺中日月長:心の持ちようで狭くも広くもなる。
7.明珠在掌:もう手で幸せをつかんでいる。
8.庭前柏樹子:言葉に捕らわれるもの自分を見失う。その人の心のありよう次第である。
9.一心:すべてのことは「心」から。
♦ 気力が湧いてきたときに
12.曹源一滴水:一滴の水が大河となる。人間一人一人の大きな可能性。
13.一行三昧:何でも良いので、一つのことに邁進する。
14.心頭滅却火自涼:心が積極的になって無心に徹すると、火中でさえ涼しい。苦悩から逃げない。
15.看脚下:自分を顧みる。足元に気を付けなさい。靴を揃えて自分を顧みる。
♦ 気持ちに余裕も出てきたときに
16.一円相:円満と広がり。
17.我逢人:人と逢うことから全てが始まる。出逢いは何かを生む。人と逢うことを大切にする。
♦ 難問:まだまだ修行が足りません
18.放下着:捨てる。物も執着も何もかも。
おわりに
禅語は、祖父母や両親がしつけとして子供に伝え、教師が教育として子供に伝えていた言葉と似ていますね。
先人たちも、自然と禅の教えを学んでいたと考えられます。
自分の心の状態や健康状態で受け取り方も異なりますが、それぞれの状況に合う禅語を得られると思います。モヤモヤしたときなどは、特におススメです。
友人とこの書籍に感謝しています!
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