こんにちは、『看護師×健康オタク』珠子(@furatamako)です!(^^)!
仕事や日常でメモしていた情報から、話題をピックアップします!
今回は、
おススメ『体内時計』情報をピックアップ!
もちろん、健康な人にも有益な情報です。
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規則正しい生活が大切だった!【体内時計】ってホントにあるの?!過敏性腸症候群にも関係するなんて!
昔から『体内時計』や『概日リズム』『時計遺伝子』と言われるものが、近年は科学的に示されるようになりました。
今回は、『体内時計』情報をお知らせします。
1.眠る時間・起きる時間の関係
快眠ホルモンと言われる『メラトニン』も体内時計を司ります。
メラトニンの作用は:
・睡眠-覚醒リズムやホルモン分泌リズムなど概日リズムの調整作用抗酸化作用
・抗がん作用
・性腺抑制作用
・胃腸の運動性と感覚の調節(GH Song氏ら)など
朝の光が重要:
眠れるようにするには、朝日が重要なのです。
朝日を浴び、網膜に光を届かせ(太陽を直視しなくて良い)、脳の視交叉上核に伝えることで、
⇨ 夕方、メラトニン分泌し、睡眠が促進されるのです。
(一般に朝日を浴びてから、14~15時間でメラトニンが分泌され始めると言われています。)
※体内時計は、およそ24~25時間。
1日24時間なのでどうしても時計が狂ってきます。また、不規則な生活や食事で時計はもっと狂ってしまいます。体内時計を正す(リセット)のが、朝日『光』なのです!
メラトニンが腹痛を緩和するという研究報告も
気になる方はこちらの記事を⇩
2.「がん細胞」に薬が効く時間
がん治療にも『体内時計』、『時間薬物治療』が考慮されるようになってきています。
参考・引用資料:
1)抗癌薬の時間治療(大戸 茂弘 氏 九州大学大学院薬学研究院薬剤学)、
2)体内時計とがんの時間治療 Circadian clock and cancer chronotherapy (小柳 悟 氏 福岡大薬)、
3)けんこう名探偵(大原薬品工業)
3.脂肪が体にたまる時間
時間栄養学より『時間遺伝子BMAL1』というタンパク質が、話題になっています。
『BMAL1』は、食べたエネルギーを脂肪に変え、体に蓄える働きをします。
『BMAL1』は「U字(V字に近い)」のような日内変動があります。
『BMAL1』はピークの0時から6時にかけて減り、6時頃から緩やかに減りはじめます。
そして、14時頃が底。下値で、その後は再び緩やかに上昇し、19時ごろからやや強めに上昇、
そして0時がピークで上値です。
つまり
◎ 太らない時間:「10時から15時くらい」の『BMAL1』が少ない時間に、ご飯やおやつを食べても太りにくい。
× 太る時間:22時頃から朝にかけては『BMAL1』が多く太りやすい。夜食は避け、夕食は20時、遅くても21時までには済ませたいです。帰りが遅くなる時は夕方に軽く食べ、家での食事を少量に。
4.体内時計が関係する「その他の病気・症状」
- 喘息発作
- リウマチ症状
- 血圧の変動
- 脳出血
- など
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【体内時計】で健康に近づく
♢ 規則正しい生活
- 朝日を浴びる(リセット効果)
- 曇りや雨の日もカーテンを開ける
- 早寝早起き
- スマホやPCのブルーライトを浴びない
♢ 規則正しく食事を摂る
- 三食きちんととる
- バランスの良い食事
- 暴飲暴食や夜食はしない
- 定期的な水分補給
♢ 適度な運動を心がける
- ウォーキング
- ラジオ体操
- スクワット
- かかと落とし
- 激しすぎない運動
- など
♢ リラクゼーション
- 深呼吸、瞑想
- 入浴
まとめ
便利な現代は、夜中も明るく、星が見えないくらいライトが付いていて、夜も街が活動しています・・・。
きっと健康になるには、ちょっと不便な「昔のような生活が理想」だと思います。
水汲みをして、畑仕事や山仕事をして、薪を割り、日暮れとともに家に帰ってご飯を食べ、早く寝る。
そして、鶏の鳴き声と共に目覚め、一日が始まる・・・。みたいな生活。
もう、昔の日本のような生活に戻れないかもしれないですが、
今よりも健康で過ごせるよう「規則正しい生活を目指し」たいですね(^^)/。
※睡眠や起床困難でお悩みの方へ「光目覚まし紹介」
リズムが整うという光時計。販売会社の保証やサポートもばっちりです。