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まずは受診して、大きな病気がないか確認しましょう。

結果が出たら 主治医の意見を聞いて はじめてください。

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⑤ 過敏性腸症候群IBS関連

【メラトニンが腹痛を緩和する?!】過敏性腸症候群IBS

⑤ 過敏性腸症候群IBS関連
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こんにちは、珠子(@furatamako)です!(^^)!

ちょっと聞いてください、みなさん。

びっくりしたんですが、

メラトニンが「腹痛」に関係するってご存知でしたか?

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【メラトニンが腹痛を緩和する?!】過敏性腸症候群IBS

まず、メラトニンは、脳内の松果体でセロトニンから体内合成されます。
なので、メラトニンとセロトニンとは切っても切り離せない関係であることを知っておいていただきたいのです。

メラトニンは睡眠と深い関係を示し、セロトニンも睡眠など生理機能に関与します。

そんなメラトニンに、腹痛を緩和するという作用があるという研究が発表されているのです!

過敏性腸症候群の症状でもある腹痛。
確認していきましょう。

メラトニンの作用について

  • 睡眠-覚醒リズムやホルモン分泌リズムなど概日リズムの調整作用
  • 抗酸化作用
  • 抗がん作用
  • 性腺抑制作用
  • 胃腸の運動性と感覚の調節(GH Song氏ら)

メラトニンが、腹痛を軽減する?!

興味深い研究がありました。

BAD ⤵ 腸内セロトニンが、多すぎると下痢、少なすぎると便秘すると言われていますが、

GOOD⤴ セロトニンから合成されたメラトニンは、腹痛を緩和してくれるらしいです。

メラトニンが、腹痛を軽減する可能性は示唆されたことは、IBSの私にとって嬉しい情報です!

睡眠障害のあるIBS患者に対し

❝ 就寝時にメラトニン3 mgを2週間投与すると、腹痛が大幅に軽減され、直腸痛の感受性が低下しましたが、睡眠障害や心理的苦痛は改善されませんでした。❞

【 参考・引用元 】Song, G.H., Leng, P.H., Gwee, K.A., Moochhala, S.M., Ho, K.Y. (2005-10).  「Melatonin improves abdominal pain in irritable bowel syndrome patients who have sleep disturbances: A randomised, double blind, placebo controlled study」.Gut 54 (10) : 1402-1407.

睡眠不足の方には残念なお知らせですが、腹痛がある方には朗報でしたね。

嬉しさ半分・残念さ半分の気分です。

・嬉しさ半分は

もちろんメラトニンが、腹痛を緩和する作用があるという情報。

・残念さ半分とは

睡眠障害や心理的苦痛は改善されなかったことです。

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♢ メラトニンと睡眠について

厚生労働省の「e-ヘルスネット」では、

・一般的にメラトニンの催眠作用は弱く、寝る前に服用しても寝つきは若干良くなるものの、不眠症の改善効果は乏しいことが分かっています。

・概日リズム睡眠障害(睡眠・覚醒リズム障害)に対してはメラトニンが有効ですが、メラトニンのリズム調整作用を十分に引き出すには特殊な時間帯での服用が必要です(寝る前ではありません。時間帯を決めるには睡眠検査が必要です)。

【 引用・参考元 】厚生労働省のe-ヘルスネットより

メラトニンと睡眠について:不眠症の治療としては改善効果が乏しく、概日リズム睡眠障害に対して特殊な時間帯での服用で有効と分かりました。

♢ 睡眠障害の種類 × メラトニンが作用する睡眠障害

Ⅰ.不眠症 ⇦若干の効果!
Ⅱ.睡眠関連呼吸障害
Ⅲ.中枢性過眠症
Ⅳ.概日リズム睡眠障害 ⇦ここに効果あり!
Ⅴ.睡眠時随伴症
Ⅵ.睡眠関連運動障害
Ⅶ.孤発性の諸症状,正常範囲と思われる異型症状,未解決の諸問題
Ⅷ.その他の睡眠障害

Ⅰ.不眠症 ⇦ここに若干の効果
Ⅱ.睡眠関連呼吸障害
Ⅲ.中枢性過眠症
Ⅳ.概日リズム睡眠障害 ⇦ここに効果あり!
Ⅴ.睡眠時随伴症
Ⅵ.睡眠関連運動障害
Ⅶ.孤発性の諸症状,正常範囲と思われる異型症状,未解決の諸問題
Ⅷ.その他の睡眠障害
ウィキペディア睡眠障害国際分類より~

分かったこと

  1. メラトニンは腹痛を緩和する
  2. メラトニンは概日リズム睡眠障害(睡眠-覚醒リズム障害)に対して有効
  3. 概日リズムを整え、質の良い睡眠を取ることで、疲労回復や自律神経を整えストレス緩和できる
  4. メラトニンの催眠作用は弱いので、不眠症の治療としては改善効果が乏しい
  5. メラトニンは脳内の松果体でセロトニンから作られる
  6. その他の作用も期待できる

メラトニン分泌を促そう!

脳内セロトニンも、メラトニンも欠かせないものです!

メラトニン分泌して、腹痛緩和や概日リズムの調整作用、その他の良い作用を期待しましょう!

1.トリプトファンの摂取

メラトニン・セロトニンの素となる「トリプトファン」。

トリプトファンは、たんぱく質から作られた成分。
多く含まれるおすすめ食材、魚・肉・豆腐・バナナ・ピーナッツ・ごまなどです。
同時に、たんぱく質からトリプトファン・セロトニン・メラトニンを作る過程で必要になる成分があります。
その成分はマグネシウム、亜鉛、葉酸 などで、とにかく栄養素のバランスの良い食事が大切です。
バランスよく食べているか食事を見直しましょう。

2.体内時計を整える: 朝起きて日光を浴びる。

一般に朝日を浴びてから、14~15時間でメラトニンが分泌され始めると言われています。

朝は光を浴び(太陽を直視しなくても良い)、夜はスマホやテレビなどはほどほどに、暗くしてゆっくり休みましょう。
昔の人の生活のように☺

おわりに

今回は、新しい情報も得られました。興味尽きるまで勉強です!

それにしても、人間の心も身体も不思議・・・。

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